FREERIDE – HISTORY OF THE ITEM. -

HISTORY OF THE ITEM.
[アイテムが持つ歴史]

Words_Ryuji Kawai
Special Thanks_MSPC,PLAYDESIGN

FR_02

MSPCxP01はP01が2001年にスタートした時、その初めてのコレクションからずっとあるアイテム。そして、今季で14期目を迎える。そして、現在まで、いろいろなデザインのコラボレーションアイテムを数多く手掛けてきたが、最近は、このMSPCxP01のバックの開発に、PLAYDESIGN PLAYER:MASASHI KURODA+KAZUHIRO SONE+YOSHIHIRO SANOを迎え入れ、雪山で使えるバックパック「THEDAY30」など、エクストリームなラインナップを、彼らからフィードバックをもらいながら、そして実際に自分自身で使用し、MSPCチームと打ち合わせしながら試行錯誤、修正、マイナーチェンジしながらを繰り返している。この「THEDAY30」に限らないが、同じアイテム名でありながら、年々マイナーチェンジをしていく、育てて行くこのフィーリングが、ウチのデザインの持ち味と言える。

しかし、自分の得意な遊びのモノより、「THEDAY30」の様な本気な場所で使用するモノは、制作に時間がかかる。ジャパンメイドの雪山で使えるバックパックって少ないんじゃないかな。しかももっと言えば、オオサカメイド。このラインは熟成するまで時間もかかるし、数多く売れるモノではないが、ずっと創り続けて行きたいアイテムだと思っている。PLAYDESIGNの歴史とPLAYDESIGN PLAYERが共に創って行くことで、最高なアイテムになるはずだ。

話しは横道に逸れるが、今、新しいプロジェクトがMSPCxP01で動いている。その名も「PLAYMASTERCLUB(プレイマスタークラブ)」。これは何かといえば、PLAYDESIGN(P01)とMSPCとの間で、架空に設立した未成年は参加できない大人の放課後クラブだ。学校や仕事が終わってから集まる。そこでは、スケートボードでの街中クルージングや、ひたすらビールを飲みながらキャンプをしたり、スノーボードトリップを計画するなど。さまざまの遊びを通じて、一生涯の仲間を創る場所。もちろん遊びだけじゃなく人生に役立つ情報を交換したりホンモノの恋にも出逢えるかも?しれない場所。インストラクターはあらゆる方面の遊びの達人。年に2回、プレイマスター・パーティーも開催。入部すると、キミたちの専攻する遊びのギアやマガジン、PLAYDESIGNxMSPCのプレイマスタークラブ公式バックが支給される。プレイマスタークラブバックはスペシャルにカッコ良くシンプルで、持っているだけでライフスタイルに自信がみなぎるはず。我々は、キミたちが遊びから学べ、成長するための安全な場所を提供する。参加したその日から素晴らしい日がはじまる・・・それがプレイマスタークラブ。なんて妄想をしながら産まれるバック・シリーズを、真面目なMSPCと不真面目なボクらPLAYDESIGNがこれからも夢と共に創っていく。