WHAT IS SNOWBOARDING. #3

[スノーボーディングとは何なのか?を今こそ考える]

今月号と来月号のコンテンツである、
NEEDS(本当に必要なもの)& DESIRE(欲しいもの)
スノーボーディングにおけるこの議題について、川井と僕(編集長)は会うたびによく話す。
スノーボードに必要なものは何なのか。みんなが欲しがる物は何なのか。
楽しむために考える・・・。酒が進むよね。

snowstyle JANUARY 2013 掲載
www.snowstyle.tv

2012-13シーズンもスタートしましたね。もう滑り始めた人もいますか?このコラムをみんなに読んでもらっている頃には、ぼくも18回目のファーストライドを無事終えているかも?そのスノーボードに向けて、新しいモノの準備で大忙しです。今も、このコラムを書きながら、新しいモノを眺めてニヤニヤしています。ぼくは基本的に何かにピンときたり、ストーリーがあるブランドやモノに愛着が沸き、愛着が沸くと一生そのブランドやモノのファンになることが多いし、大ファンになる。それはスノーボードに必要な道具はもちろん、僕を街から雪山などどこにでも連れて行ってくれる愛車、街をクルージングするスケートボードやチャリンコ、すぐに仲間とコンタクトが取れる携帯電話、家の鍵が付いているキーホルダー、大事なお金とカードを入れるウォレット、その他身につけるモノや洋服などに関して、流行や表面的にかっこいいのではなく、本質的に格好良く、それを作っている人たちや販売している人たちに共感したり、関わるその人たちの格好良さに痺れるかどうかで新しく好きな気持ちが生まれます。

これは「恋」ですね(笑)。その時のぼくのワクワク感はハンパないです。思わず衝動買いしてしまいます(笑)。正直、普通で考えれば、モノは、便利だったり、安価だったり条件が合えば、価値観の違いであって正直なんでもいいのかもしれない。しかし、ぼくは少し違う考えを持っていて、スノーボードブランドを例に挙げても、僕の頭の中には格好良いブランドと格好悪いブランドがはっきり分けられている。それは、雪山で出逢うスノーボーダーもメーカーからサポートされているライダーもそうだし、ショップにも言える事。普通でオーラもないプロショップもあれば、格好良いかは微妙だけど考え方がしっかりしている量販店ではないけれど中規模のショップ…なんていうのもある。どっちが格好良いかは正直明確には分からないけど、後者の方が僕的には良いショップかな???どうせならカッコいいプロショップに行きたくない?あっ!格好良いプロショップの定義とは何だろうか?僕は、そのショップのオーナーでもスタッフでもライダーでもいいから、一人でもスノーボードにちゃんと行き、心の底からスノーボードを楽しんでいるキーマンが店頭にいるかどうかだと思う。ショップから遥か彼方に離れた場所で活動するライダーだけに頼ってるショップは、格好良いプロショップって言えるかどうかは難しいかな。ショップスタッフとユーザーが一緒に滑りに行ったり、雪山の話でメチャメチャ盛り上がるかどうか…お互い滑っていたら自然に意気投合するよね。そこが大事だし格好良い事だと思う。
それはブランドも同じで、スノーボードをめっちゃ好きで楽しんでいる人たちがいるブランドは格好良いと思います。できればそんなブランドばかりを集めた格好良いショップを僕もオープンしたいですね(笑)。

僕は、これからも僕目線で格好良いブランドやモノ、ショップやスノーボーダーやライダーを新しく見つけたいなと思います。その時出逢った方とは、雪山かお酒のある場所でお互い一歩も引かないスノーボードのオモロかった話でセッションしたいですね。